高等部
2025年10月30日(木)
高等部 学習発表会
高等部舞台発表「か・じ・きパーティー ~みんなの笑顔が宝物~」
1幕 映像「かじの木伝説」
伝説のかじの木から生まれたとされる加治木の町で,楽しく平和に暮らす私たち。
本日は「か(体を動かす)・じ(自分を表現する)・き(曲を楽しむ)」の演技で,
家族に思いを伝えました。2幕 「きょく(曲)を楽しむ」グループでは,平和な加治木の町のダンサーが登場。
音楽に合わせてリズムやダンスを楽しんでいました。
ところが,加治木の町は災害に見舞われ,不穏な空気に包まれます。原因は,鬼が加治木の町の宝物である「かじの木」を盗ってしまったことだとわかり,
みんなは,鬼退治に行くことを決めます。
3幕 「じぶん(自分)を表現する」グループでは,日本一のここ太郎が登場し,かじきまんじゅう屋の「おさわ堂」からかじきまんじゅうをもらいました。
続いてBB(ボール)兄弟が登場し,ここ太郎がクイズを出して,お供にするかどうか見極めました。
4幕 「からだ(体)を動かす」グループ
それぞれが得意な動きで鬼をやっつけ(魅了し?),宝物の「かじの木」を返してもらいました。
エンディングはみんなでファミリーパーティーの曲に合わせて踊りました。
最後は5人の3年生によるメッセージ「卒業生発表」
両親,家族,看護師さん,先生,友達への温かなメッセージがあふれ,
自分たちで染めた「にじ」を背景に,会場のみんなで歌って閉幕となりました。
2025年08月01日(金)
高等部前期産業現場等における実習
高等部では,6月9日(月)~20日(金)の期間で,産業現場等における実習及び校内実習が実施されました。実習の様子や感想等を紹介します。
「C課程の現場実習」高等部2年 Aさん
Aさんは,今回初めて校外実習を経験しました。就労継続支援B型「hopen」で5日間,そのうち2日間は共同生活援助「グループホーム晴町」で宿泊をしました。
hopenでは開封作業,箱折り等を経験しました。最初,なかなか声が出せませんでしたが,手順を覚えて箱折りをしたり,利用者の方と協力して作業をしたりすることができました。必要なときにベルを鳴らして伝えることができ,周りの人とコミュニケーションをとることができました。作業用の手袋をつけてやる気を出し,一つ一つ丁寧に作業することができました。
またグループホーム晴町での初めての宿泊体験では,はじめは緊張していたようですが,利用者の方と写真を撮ったり,一緒にカラオケをしたりして楽しんだようでした。
初めての校外実習は,Aさんにとって大きなチャレンジになったと思います。今回の経験を生かし,後期もがんばってほしいです!
「D課程の現場実習」高等部3年 Bさん

昨年度,二度の校外実習を経て,今年度は「あいらいん」での校外実習に参加したBさん。日頃から利用している施設ということもあり,落ち着いた様子で実習に参加することができました。
実習先では食事や入浴なども含め,制作活動や感触遊びなどのさまざまな活動を卒業後の生活をイメージしながら経験しました。大好きな入浴の時間には,自分で背中を触って「次はここを洗ってほしいな。」と職員の方に伝える様子も見られました。普段から関わりのある職員さんと慣れた様子でコミュニケーションをとりながら入浴を楽しむことができました。浴室へ向かうときは,職員の方に介助してもらいながら歩行するなど,頑張る姿も多く見られました。
今回の実習でBさんは,「たくさんの人と関わる」,「好きな活動を見つける」という二つの目標をもって実習に臨み,どちらも自分のペースで達成することができました。また,あいらいんさんでの実習を通して,卒業後の生活をより一層意識することもできました。後期の実習は高等部での最後の実習になるので,今回の成果を踏まえて進路決定に繋げてほしいと思います。
「D課程の校内実習」高等部1年 Cさん

Cさんにとって初めての二週間の校内実習でした。実習中は朝礼から作業体験,余暇活動,終礼まで一日の流れが決まっていました。朝礼の参加が難しい日もありましたが,終礼には毎日参加して,一日の振り返りをしたり,次の日の日程を聞いたりすることができました。
実習中の目標は「得意な仕事を見つける」,「好きな活動を見つける」の二つを立てました。紙すき作業の紙ちぎりの工程では,右手でシュレッダーの入り口に視線を向けて,そっと紙を差し込むことができました。紙すきの工程では,型枠にペットボトルに入ったパルプ液を流し入れたり,すいた紙に道具を押し当て,片手で押さえて水切りをしたりしました。全工程の中では,紙ちぎりが最も意欲的に取り組めました。
余暇活動では,読み聞かせや音楽,リラクゼーション等,いろいろな体験をしました。リラクゼーションではゼラニウムのアロマオイルの香りがお気に入りで目を大きく開けていました。また,体育レクリエーションでは,電動バイクを一人で運転しました。アクセルを右手で握り,進行方向をしっかりと見て,バイクを前進させることができました。後期も好きな活動を見つけてもらいたいです。
2025年07月17日(木)
加治木工業高等学校との交流及び共同学習
7月8日(火)に,本校高等部11人と加治木工業生徒会8人による交流及び共同学習を行いました。本校会議室で開会式やお互いの自己紹介をした後,4チームに分かれて『卓球バレー大会』を行いました。
『卓球バレー』はかじとく特別ルールで,本校生徒はそれぞれに合ったラケットを使用したり,加治木工業の生徒は2つ穴が空いたラケットを使用したりしました。本校生と加治木工業生が協力してボールを打ち返したり,チーム内でパスをつないでラリーをしたり,穴あきラケットに苦戦したりと会場は歓声と楽しい笑い声につつまれました。短い時間でしたが,お互いの生徒たちも先生たちも笑顔いっぱいで,とても楽しい時間を過ごすことができました。
「また会いたいなあ。」と思える交流学習になりました。



2025年05月14日(水)
中学部・高等部合同遠足
中学部・高等部で加音ホールに,4人の演奏者による演奏会を聴きに行きました。ドラえもんやちびまるこちゃんなど,馴染みのある曲が次々に演奏され,自然と体がリズムに乗ってしまうほど楽しい時間でした。最後はみんなで「にじ」を歌い,心がほっこり,素敵なひとときでした。
2025年01月15日(水)
高等部 集会活動
12月12日(木)に,高等部「集会活動」が行われました。生徒達の意見を中心に当日の活動内容を企画し,学部全員で「フロアオセロ」を楽しみました。
集会活動には授業参観として保護者にも参加していただき,生徒チームと保護者チームで対戦!終始,競技は大盛り上がりでした。
たくさんの笑顔あふれる集会活動となりました。
2024年12月19日(木)
高等部 後期産業現場等における実習
高等部では,10月28日から11月8日までの2週間,後期産業現場等における実習が実施されました。高等部3年生にとっては最後の実習で,卒業後の進路選択に向けた重要な実習となりました。また,2年生にとっては2回目の実習で,いろいろな事業所での体験を経験する貴重な機会となりました。
今回は,実習の様子や感想等を御紹介します。
「A課程の現場実習」高等部3年 Aさん
私は,ひふみよ株式会社ひふみよベース天文館で実習を行いました。実習は,前回に引き続き2回目でした。そこでは主に,デザインや文章執筆などをしています。ひふみよ株式会社では,クラフトビールも作っています。利用者の方々がビール瓶のラベルの絵を描いています。今回私は,書道でラベルの文字を書きました。私は,小さい頃から書道を習っているので,作業を任されたときはチャンスだと思いました。注文があったとおりに,書体を調べながら楽しく書くことができました。ラベルが完成したときは,今までにない成就感を味わうことができました。そして,今回の実習では,ショートステイ先から出勤することもできました。できないと思っていたことが,いろいろな人たちに相談することで,できるようになることに私自身が一番驚いています。そして,それはとてもうれしいことです。卒業してからもできることを増やしていきたいと思います。「C課程の現場実習」高等部2年 Bさん

Bさんは,前期の初めての現場実習『ippoいっぽ(就労継続支援B型)』での2週間(10日間)の実習を経て,後期では,『サン・ヴィレッジ姶良(就労継続支援B型)』での実習を7日,『ハレノヒ(生活介護支援)』での実習を2日挟んで行いました。
サン・ヴィレッジ姶良では,木工,陶芸,手芸,委託業務などいろいろな仕事を経験しました。初めての作業もありましたが,説明や指示を聞いて理解し,持ち前の丁寧さと集中力で,最後まで任された仕事をこなしていました。意欲をもって楽しく実習ができ,生活のリズムを意識しながら7日間休まずに取り組みました。一緒に作業した利用者や支援員の皆さんとも,Bさんなりに挨拶やコミュニケーションをとっており,頼もしさも感じることでした。
ハレノヒでの実習では,初めての場所で,初めての生活介護支援サービスの利用になりましたが,先輩や同じ学校の友達や後輩たちが多く利用していて,顔写真などを見つけながら安心して楽しく過ごすことができていたようでした。ハロウィンにちなんでマリオに仮装してお絵描きに没頭したり,野外活動に「山田のかかし」を見学したり,自分の気持ちややりたいことを伝えながら,楽しく過ごすことができていました。
来年はいよいよ3年生。卒業後にむけて,1週間の生活をどのように組み立てていくか,現場実習を経験しながら,より豊かな生活になるように考えていければと思います。「D課程の現場実習」高等部2年 Cさん

本校では,高等部2年生で将来の生活を見据えて,現場実習を経験します。Cさんは,前期の地域生活支援事業所『カラフル』の実習を経て,後期は,通所支援事業所はなうた『ハレノヒ』での実習を経験しました。『ハレノヒ』は普段から放課後等デイサービスとして利用している事業所で,体調が万全ではない中での実習でしたが,慣れているということもあり,安心して実習に臨めたようです。
実習では,入浴や散策,制作活動をしたり,Cさん本人に合わせた活動を設定したりしてくださいました。巡回時は,ペットボトルにシールを貼りクリスマスの飾りを制作しているところでした。指先を上手に使い,自分のペースで貼っていました。スタッフさんからのコミュニケーションに手をたたいて応えようとするCさんの姿も見られました。実習期間中は天候に恵まれたため,ハレノヒを利用している卒業生と一緒に近くの田んぼへ散歩に行き,稲刈り後のにおいやいろいろなかかしを見て楽しんだようです。家庭生活や学校生活以外でも様々な人と関わったり,いろいろな活動をしたりするなど,経験を積み重ねることの大切さを感じました。
来年度はいよいよ3年生,卒業後を豊かに過ごすために,Cさんに合う進路を見つけられるように,これからも様々な経験を積み重ねられるようにしていきたいです。「D課程の校内実習」高等部1年 Dさん

後期の2週間の校内実習では,午前中の「活動1」で主に「紙すき体験」などの協働的な活動を行い,午後は「活動2」で「シャボン玉遊び」や「読み聞かせ」などの余暇的な学習,「リラクゼーション」等心身の健康を保持するための活動,体育や音楽のレクリエーション活動も行いました。また後半は,「生活に役立つものつくり」で作成した手すき紙を使い,制作活動を行いました。
1年生のDさんは校内実習に参加しました。「紙すき」体験では,前期に行った作業のことをよく覚えており,自分で手を動かしてミキサーのボタンやスイッチを押し,パルプ液を作ったり,好きな色の紙を視線で選んで作業したりすることができました。また他の作業をしている友達ともコミュニケーションをとって協力し,材料の受け渡しをすることができました。「生活に役立つものつくり」では,作った紙をローラーやスタンプを使って染めることができました。「シャボン玉」の活動では,友達と一緒に笑い合いながら,作ったシャボン玉を見て楽しみました。
今回の実習では,自分で手を動かして作業すること,友達と協力することを目標にしていましたが,Dさんは毎日元気に出勤し,楽しく友達とコミュニケーションをとりながら,積極的に作業をすることができました。またこの経験を2年生で生かしてほしいと思います。2024年11月25日(月)
高等部 学習発表会
10月11日(金),高等部の学習発表会が行われました。
「将来,どのように生活していくか」「今,頑張っていること」「できるようになったこと」など,生徒それぞれのテーマで発表をしました。
みんなで笑顔の種をまいたオープニングの後,季節が巡っていくと…
< 「春」弁論発表 >
自立活動の取組や現場実習等の経験を基に,自らの進路の選択のために調べたことや展望を発表し…桜やタンポポの花が咲きました。

< 「夏・その1」国語・数学グループ >
大相撲九州場所や修学旅行など,話の舞台である九州地方の地図を使って日頃の学習の様子を発表し…ひまわりとバラが咲きました。

< 「夏・その2」絵画表現グループ >
大きな筆を使い,二人で力を合わせて絵を描きました。腕を大きく動かしたり,力いっぱい引いたり,離したり…マリーゴールドが咲きました。

< 「秋」 身体表現グループ >
ウィンドチャイムやギターの演奏,SRCウォーカーでの歩行など,頑張っていることをジャックに披露すると…ハロウィンの花が咲きました。

< 「冬」マリオネット・スイッチ操作グループ >
マリオネットやスイッチを操作し,『アナと雪の女王』の世界に連れて行ってくれました。息の合ったダンスを踊ると…氷の花が咲きました。

< エンディング >
そして,高等部の仲間全員で「フラワー」の曲に合わせ…
「百花繚乱,笑顔の花が咲きました!」

< 3年生発表 >
今年度卒業する3年生は,漢字一文字で学校生活を振り返りました。

最後に,これまで支えてくださった皆さんに感謝を伝えました。
2024年10月18日(金)
加治木特別支援学校 学級の紹介
学校生活のひとこまを紹介します。
今回は,高等部標準3年生の皆さんです。
10月2日(水)は,全校美化活動と加治木特別支援学校のお祝いをする日でした。
この日は,私たちが毎日通っている加治木特別支援学校の校訓のお話を聞きました。
改めて校訓について考えるきっかけになりました。


2024年06月14日(金)
加治木特別支援学校 学級の紹介
学校生活のひとこまを紹介します。
今回は,高等部のびのび学級1組の皆さんです。
<植物を育てよう>
今年は,花を咲かせてみましょう。一人で種をまきます。
育てるのは,人権の花「ひまわり」です。
交替で,水やりをします。
観察日記には,「芽が出ません」が繰り返され・・・
種まきから3週間,忘れてしまいそうになった頃・・・
ようやく,芽が出てきました!
<運動会を成功させよう>
今年の運動会はボードベースボール!
応援のために,それぞれ自分のメガホンを作りました。
<体育>
打って守って,もちろん応援も!
さらに,審判の表示係も頑張って大忙しでした。
<校外学習>
5月24日,陶夢ランドへ校外学習です。まずは,予約の電話・・・
しっかりと用件を伝えていますよ!
陶芸体験では,お皿の絵付けをしました。
記念のお皿の焼き上がりが楽しみです!
「集中!」して頑張った後は,喉も渇きます。
館内の自動販売機で,お小遣いを使って買いました!
2024年03月12日(火)
卒業生を送る会・思い出の宝箱出発式
令和6年3月1日(金)に,高等部「卒業生を送る会・思い出の宝箱出発式」が行われました。
本年度は全学年保護者の参観が可能になり,久しぶりに対面形式で,在校生・保護者・職員に見守られながら,盛大に執り行うことができました。
卒業生6人のこれまでの歩みや思い出を聞くと,胸が熱くなりました。また,在校生から心のこもったお祝いの言葉や記念品の贈呈があり,3年生への感謝の気持ちを伝えることができました。
【卒業生を送る会】
【思い出の宝箱出発式】
